|
|
ポルシェトロフィーに参加しているドライバーは年齢も職種も様々。
年間5戦あるレースに出場するため、家庭や仕事の調整、マシンの仕上がりやテスト、体調管理はとても大変です。
2006年第4戦は11台のエントリーがありましたが、レースウイークに岡山へ参じたのは9名。その中で無事に決勝グリッドに並べたのは7台。
今回は決勝のチェッカーを受け表彰台に上るのがどれほど大変で難しいことか、再認識したレースでした。
鉛色の雲から今にも降りだしそうな空の下、8:25から行われた予選はBクラスの#20安田選手、#38平林選手がまず飛び出します。
2戦3戦と連続2位を獲得している#51芝谷選手は、雨がポツリポツリと降り出してからコースイン。2006年の3戦全てに優勝している清水選手や他のベテラン勢もエントリーしていないこともあるのか余裕を感じる走りで36秒台、初のポールをゲット。
初参戦の#53森本選手は、5周目に41秒台のタイムを出しAクラス2位につけましたが、直後にリアをヒットさせてしまい、残念ながら決勝グリッドに立つことができませんでした。
決勝レースは、雲間から差込む夏の太陽のため気温も湿度も急激に高くなり、ドライバーには辛い中で行われました。
ポールから飛び出した#51芝谷選手は後続をどんどん引き離し、2周目には早くも独走態勢。
Bクラスは#68佐々木選手が好調を持続、こちらもいつもの一人旅、正確に周回を刻んでいきます。
#73乾選手、#33谷岡選手はマシンの調子が上がらず苦しい展開。
今回のレースの主役は、Bクラス3位争いを演じた#38平林選手と#930松島選手でした。
クラス5位でスタートの#930松島選手。軽いマシンを操りコーナーで少しずつタイムを稼ぎ、4周目には2位#20安田選手の後方に迫りましたが、1コーナーのブレーキングで痛恨のミス、ダートでリアバンパーを損傷してしまいます。
と、ここまではいつもの(失礼)流れ・・・しかし今回の#930松島選手はこれで腐りません。
コース復帰後は、3位#38平林選手を猛追にかかります。
一方の#38平林選手も「表彰台にまた立ちたい」と今夏に何度もテストを重ねて力をつけた成果がでたのか、ミスが一つもありません。バックミラーを意識しながらのドライビングは余程気持ちがこもっていないとできないでしょう。
2台はなんと6周にわたってテールトゥノーズ。最終コーナーで勝負をかけた#930松島選手は#38平林選手に一瞬並びかけましたがコンマ1秒差で惜しくも届きませんでした。
表彰式後、ガレージに戻ってきた平林選手へ歩み寄る松島選手。2人は満足感一杯の笑顔で堅い握手、スタッフも拍手!
ポルシェトロフィーというレースはエントリーすること、チェッカーを受けることが目的ですが、その目的に向かってモチベーションを保ち続けることが最も大切なのだと改めて教えてもらった、そんな素晴らしいレースでした。
決勝レースリザルト(PDF 岡山国際サーキットオフィシャルサイト)
| ◆フォトギャラリー(写真をクリックすると別ウインドウで大きく表示されます) |
|
|
|
|