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1年で5回行われるポルシェトロフィー。その間の過ごし方は、ドライバーによって様々です。
ポルシェトロフィー出場時の練習走行と予選・決勝にだけマシンに乗る人、毎月のように岡山に来てテストを重ねる人、別のレースで腕を磨く人・・・もちろん、練習走行をすれば費用もかかるうえパーツの交換やメンテナンスも必要です。
レースは厳寒から猛暑の日、晴天や雨もあり、毎回コンディションが違ううえ、出走台数やその経験値も変わります。同じマシンでもセッティングを変えたり、作戦を変えなければいけないのも事実。
マシンパワーの違いもありますが、そういった意味では、やはり練習をしているドライバーやベテランが有利な点は大きいものがあるでしょう。
ポルシェトロフィー第3戦は、7月27日に開催されました。
真夏の大会ですが、この日の空は朝から厚い雲が覆ったり切れて陽がさしたりコロコロ変わります。
8:00、出走10台で予選スタート。
まず飛び出したのは、エンジンを換装し意気上がる#88竹瀬選手。そのすぐ後ろには#22小山選手、「全く練習もしてなくて」と少しでも周回したい#77多田選手、そしてポルシェトロフィーに出場を重ねている#20安田選手、#38平林選手が続きます。
コースイン後、#22小山選手が慎重な#88竹瀬選手を抜いてクリアラップを狙います。しかし2周目、まだタイヤが暖まっていなかったのか#22小山選手が2コーナーでコースアウト。すぐに復帰しましたが、タイムはなんと1'40.758で4位。#20安田選手、#38平林選手も非力なマシンをプッシュすれど、タイムは昨夏と同じくらいしか出ません。
F4とのダブルエントリー・#89赤鮫選手、ポルシェトロフィーは2回目の出場。初出場した前戦と同じ予選2番手の位置をゲット。しかし足回りのセッティングが決まらないのか、決勝直前までメカニックがマシンに張り付いていました。
先行車が出払いピットロードが静かになった頃、第2戦の優勝マシン#51芝谷選手がコースイン。5周目で1'38.060をマーク、余裕のポールポジションを獲得します。#55谷岡選手は、エンジンにトラブルを抱えているのかどうも音がおかしい感じです。#53森本選手も同様でしたがすぐにピットに戻り、コース復帰後は好タイムをマーク。
最も好調だったのは「今回はセッティングがバッチリ決まってくれたんです」という#930松島選手。Bクラストップタイム1'40.202は、昨年7月のレースでBクラストップだった佐々木選手の1'40.834より遥かに上回っています。
2時間半のインターバルをおいて、昼前に決勝レースがスタート。この第3戦が毎年「真夏の過酷なレース」だと言われるゆえんです、特に黒いボディのマシンは! ポールポジションでレースクイーンが傘をさしてくれる#51芝谷選手はともかく(笑)、後方の#20安田選手はグリッドですでに汗びっしょりです。
それにしても蒸し蒸しするなぁ・・・スタート1分前、空からポツリポツリ・・・。
11:40、各車一斉にスタート!
1周目には一瞬前が霞むほどの雨、しかし長くは続かず2周目には完全に止み、すぐに路面は乾きドライ状態です。
#51芝谷選手、#89赤鮫選手は順当にラップを重ねます。一方、レース後に「またやってもうたぁ」と反省していた#53森本選手痛恨のスタートミスで、#22小山選手が前に出て、Aクラスの順位はほぼ決定。
各車共、予選から1秒以上タイムを落とす中、マシンにもコースにも慣れた?#77多田選手は0.6秒遅れでした。練習走行をしておけば上位にいけるのでは?と思うのは部外者だからでしょうか(すみません)。#55谷岡選手は、残念ながらマシントラブルでリタイア。
今回も盛り上がったのはBクラス。
スタートで、レース出場3回目の#88竹瀬選手が大きく出遅れます。一方タイミングよく前に出た#38平林選手は、一時#930松島選手も抜く勢いをみせましたが次第に離され、追いついてきた#88竹瀬選手とのバトルが始まりました。この2台の争いを後方で見守っていた#20安田選手は、慎重にタイヤ温存しながら後半に賭けていたようです。
その予測は的中。
7周目にヘアピンで#38平林選手が突っ込みすぎてグラベルに飛び出し、 #88竹瀬選手がその直後にパイパーコーナーで単独スピン、タイヤバリアにヒット。ヘアピンでコースアウト経験もある(失礼)#38平林選手は難なく復帰しましたが、#88竹瀬選手はフロントフェンダーを破損、残念ながらリタイヤとなってしまいました。
前がクリアになった#20安田選手は直後にスパート、#930松島選手の後姿も見えてきました。でも前半に離されすぎていたようで、#930松島選手のバックミラーを脅かすこともなくBクラス2位でチェッカー。
雲間から夏の強烈な日差しが差込んできた中、タイヤもたれているにも関わらず、#930松島選手はいつも以上に楽しそうに周回を重ね、宣言通りBクラス優勝。表彰台での「ヤッター」ポーズが非常に印象的でした。
【#22小山選手コメント】
「上の2台は速いですから、予選はクリアラップでタイムを稼いでおこうと・・・でも2コーナーで失敗しました。最後まで攻めたけど全くタイムが伸びなくて、マシンもタイヤも問題なかったのですが。決勝も引きずってダメでした。リズムが一つ狂うと怖いですね。」
レースリザルト(PDF 岡山国際サーキットオフィシャルサイト) >> 予選 >> 決勝
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